« ~第十二章~ | トップページ | ~第十四章~ »

~第十三章~

・・・あれから、音信不通になっている、親友、絵里。

忙しい人だから、連絡が来ないだけかと思っていた。

絵里も瞬と寝たんだ・・・。

・・・どんなセックスをしたの?

私は、瞬に、絵里と親友だなんて言えなかった。

「・・・その、記者の人とは連絡とってるの?」

「いや。あれっきり。全国各地飛び回ってて、忙しいって、当時言ってた。

もう思い出したくないな・・・過去のことは。」

「・・・そうだよね、ごめん。私も聴きたくない。」

「ねえ、栞?お願いがあるんだ。」

「なに?」

「一年前・・・栞の裸が描きたいって言っただろ。今だったら描かせてくれる?」

「売るつもり(笑)?」

「なに言ってるんだよ。冗談キツイ!一年前の栞もキレイだったけど、

今のほうがもっといい。少し、肉がついて、余計女らしくなった・・。」

「そう(笑)?太ったってこと!?・・・いいよ。描いて、お願いします。」

「ありがとう。じゃ、脱いで。」

・・・絵里も、こうして、瞬の前で裸になったのね。

「そこの椅子に座って。足を少し、こう・・斜めに。」

・・・絵里も、こうして・・・瞬のいうこと聴いたの?

「・・・栞?どした?」

私は、瞬の過去を勝手に想像して、泣いた。

「ん・・・ごめん。なんでもない。」

瞬が、ふわりと抱きしめてきた。

「栞・・・俺の前では我慢しないで。悲しい理由もちゃんと聴かせて?」

そういうと、優しく唇を合わせてきた。

「瞬・・・んっ・・・」

「栞・・・ダメだ。描く前に、挿れさせて・・・。」

「もう!さっきしたばっかりじゃない」

「だって・・・裸でこんなとこに座ってる栞見たら・・・ダメだよ俺。」

椅子に座ったままの私の乳首を、丁寧に舐める瞬。

舌が下がってきて、おへそのくぼみを舐めまわす。

「あ・・・いや。」

両足を開かされ、太ももを掴まれ、顔を埋められた。

物凄く早い舌の動き。

こんなカッコで・・・椅子に座らされたままで・・・。

目の前には、大きな鏡が置いてある。

自然とそこに目がいってしまう私。

・・・やらしい。

私は、瞬と知り合って、いやらしい女になってしまった。

セックスをしているときは、イヤなことは忘れていられる。

でも、絵里のことは、自分の中で計画を立てていた・・・。

別に、今更どうこうしようとは思っていない。

ただ、瞬のことを、愛していたのかどうか知りたいだけ・・・。

「・・・栞・・・イク!!」

二人で果てたあと、疲れきってソファで寝てしまった私を、

瞬は絵に描いた。

瞬は、私が、天使の顔をして眠っていたという。

私の天国は、ここ なのかもしれない・・・。

偽りの生活を続けている「我が家」でなく、瞬との楽園・・・。

「もう少し、寝かせて。」

「いいよ。」

そして私は、深い眠りにおちた。

このあと起こる、修羅場を予期もせず、ぐっすりと・・・・。

             ~~つづく~~

|

« ~第十二章~ | トップページ | ~第十四章~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/434400/7865701

この記事へのトラックバック一覧です: ~第十三章~:

« ~第十二章~ | トップページ | ~第十四章~ »